▼F1の日本勢参戦
F1の「F」とは「フォーミュラ」であり、排気量や重量などによるレーシングカーのクラス分けのことである。自動車レースはF1だけでなくほかにも存在するので、その中のFというわけだ。1というのは単純に「ナンバーワン」を意味する。つまりフォーミュラ1は世界最高峰のレースということになる。

この世界最高の舞台でも日本が注目されている。ドライバーでいえば誰もがその名を聞いたことがあるだろう佐藤琢磨だ。日本人ドライバーが走るとなれば、日本国民が応援しないわけはない。チームでいうとToyota、ホンダがその名を轟かせている。

F1の各チームにタイヤを供給している企業は2つあり、それらはミシュランとブリヂストンである。意外と注目度が低いように思えるが、ブリヂストンだってジャパンパワーと言えるだろう。それもF1で7チーム14台が使用し、ミシュランの3チーム6台と比べるとかなりの差。チーム戦略や車体との相性もあるだろうが、これは立派である。

▼フルコンストラクターとエンジン供給
F1に参戦しているチームはおおきくフルコンストラクターと外部エンジン使用チームに分類することができる。Toyotaはフルコンストラクターで、ホンダはBAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)にエンジン供給をしている形だ。そういうわけで、BARホンダというチーム名になっているのである。

フルコンストラクターというのは、一般的にシャシー(車台)とエンジンの両方を製作しているチームを呼ぶ。F1で走っているToyotaのマシンはもちろん車体もToyota作ということである。一方でBARホンダはエンジンのみがホンダであり、車体はBARが作っているのである。

▼F1での注目レーシングチーム
このように、世界最高峰のF1という舞台で頑張っているToyotaとBAR-Hondaが文句なしに日本のレーシングチームといえるだろう。ここでは、これら2つのレーシングチームがこれまでどのように発展してきて、そしてどのような方向へ向かっているのかを取り扱ってみよう。自動車産業で世界上位を走る日本だけに、F1界でも重要な位置にいることが分かるはずだ。

このようにF1では他国にひけをとらない日本勢。ジャパンパワーとも呼ばれるその勢いを、順に見ていくことにしよう。